Restaurantレストラン
自分たちで森の手入れから伐り出された木々を、薪にして料理の熱源とする薪火レストラン【Firewood Café Quebico 】
エネルギーの地域自給と食材の地産地消の両方を実現しながら、人類が発見した原初的な調理法「薪火料理」ならではの燻香と味わいを堪能していただけます。森を整え、その木々が食へとつながっていく、ここにしかない食体験をお楽しみください。
エネルギーを地域自給する
薪火料理レストラン
私たちの考える薪火料理は、「単に熱源をガスから薪火に代えた」というものではなく、原初的で力強い薪火のエネルギーを、素材にうつし、皆さんに味わい取り込んでいただく、ということを目指しています。
店内にガスを引き込まず、給湯や暖房は、調理の過程で発生する薪の熱源を利用し、熱エネルギー自体を自分たちでつくり出しています。
山海川里の豊かな地産の食材と、伊豆の木々が発する熱量に、私たちがこれまで旅してきた世界中の国々のエッセンスを足した、唯一無二の貴重な食体験をご提供していきます。
薪火という最高の熱源
水分を含む薪は、炭とは異なり、燃え、素材を炙りながらも、自身のもつ水分を蒸発させ、スチームのように蒸し焼きにします。素材の外側は燻香をまといながら香ばしく、中心部はみずみずしく。
薪火料理は、これまで体験したことがないほどに、素材の旨みを引き出す魔法の料理法です。かつて、炭焼きが盛んであった西伊豆の山には、柔らかな炎が長く燃え、薪火料理に適した広葉樹(サクラ、ナラ、シイなど)が多く、まさにこの土地に適した料理法だと私たちは考えています。
食材のこだわり
雪も降らず、年間を通して温暖な地域である西伊豆。日本一深い駿河湾の魚や貝、海藻といった海の幸にはじまり、広葉樹が豊富で木の実を得て育つ猪は天然のイベリコ豚とも称され、猪肉、鹿肉といった動物性のものから山菜、きのこ、果樹など山の幸も豊富です。また川には、川魚や川海苔、里を見渡せば、米に野菜に花と、田畑も広がっています。
伊豆の自然と人々が育んだ新鮮な食材と、スパイスの効いた調味料で、体にも心にも嬉しい料理をご提供いたします。
料理メニュー
- 薪火で炙って焼き上げるグリルドサラダ
- 旬魚のガーリックオイルのタタキ
- 柑橘はちみつマリネのローストポーク
- 丸ごとキャベツの熾火焼き
- 炙りフルーツのスモーキーカナッペなど
季節によって手に入る旬の食材を使い、すべて薪火のエッセンスを入れた力強い料理をご提供いたします。
※コース料理や団体でのご利用は事前のご予約をお願いいたします。